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万人の知恵CHANNEL【第20回】欲しい人材が現れる方法 〜まず明確にすべきこと〜

インタビュアー:万代宝書房代表 釣部 人裕氏
ゲスト:アーティスティックコミュニティ代表 工藤 直彦氏
㈱ディスティネーション フォレストエムズ 店長 湖森 ゆき氏

収録:2019年9月13日

心合わせてくれるスタッフを探す方法

釣部:はい。皆さん、こんばんは。

湖森:こんばんは。

工藤:こんばんは。

釣部:万代宝書房、「万人の知恵チャンネル」の時間になりました。今日もよろしくお願いいたします。

工藤:お願いします。

釣部:メインゲストに工藤直彦さん、そして、ゲストに湖森ゆきさんに来ていただいております。また、たくさんのギャラリーの方、来ていただいております。ありがとうございます。

はい。実は湖森さんはね、僕が豊島区の会長で、豊島区の専任幹事、歌って踊れる専任幹事ということをキャッチに、僕が勝手に言いふらしてるだけですけれども、実は湖森さんは、12月?

湖森:年明けです。

釣部:年明けですね。「nehenehe(ネヘネヘ)」という、なんかよくわからない、タヒチ語ですか?

湖森:タヒチ語で美しい・・・。

釣部:エステ…。

湖森:トータルビューティーサロン。

釣部:トータルビューティーサロンのオーナーになるということで、人生がすごく動いているということで、今日ちょっと工藤さんに質問があるということだったんですけど。質問をお願いします。

湖森:これからですね、(サロンを)始めていくんですけれども、始めるにあたって、やっぱりスタッフを増やしていきたいなと思っているんですね。で、それを考えたときに私にしっかりと心合わせてくれるスタッフを探す方法、そういうのを教えていただきたいなと思っているんですけれども。

工藤:なるほどね。大事なことですよね。いくつかヒントはあると思うんだけれども、今、顔が見えているところから探さないことがまず最初ですね。今、顔が見えてるところから探すと、どうしても範囲が狭くなるし、大事なことはどういうスタッフに来てほしいか。理想のスタッフ像をまず確立すること

こういうスタッフに手伝ってもらいたいんだって、こういう人っていうのがぼやけちゃうと、会ったときに、「まあ、でも良い人そうだしやってくれるって言ってるからお願いしちゃおうかな」ってなって、こんなはずじゃなかったってなる人が多いんですよ。

それから、こういう人に手伝ってもらいたいんだっていうのをまず明確にすること。それを強く思い描いていつも口にすること。いつも口にすること。ね? もう、会うたび、会うたび、3分にいっぺんぐらい言うぐらいの勢いで、「こういう人うちのスタッフに欲しいのよね」とか言い続けること。

もう、独り言でも言っちゃうぐらい。そうすると、「ゆきさんこういうこと言ってたじゃん、あんた」って。「私の知り合いで。ちょっと会ってみない?」っていうのが出てくる。今ある人脈の中とか、顔が見えてる中から探すと、人(ひと)人事といいましてね。でっかい会社イメージしてね。「あいつも社歴長いし、そろそろ課長にしてやろうか」っていう人事って生産性上がると思う?

湖森:うーん。

工藤:だよね。今度こういうプロジェクトがあるんだ。このプロジェクトを成功させるために、こうこうこういう人材が欲しいんだ。そういう人はどこにいるか。社内にいない。「じゃあ、しょうがない。スカウトしてこよう!」ってって、腕の立つ人間を連れてくれば良いわけでしょ。ね?

だから、特に中小零細の場合は、大組織でね、上から人事部がね、「この人使ってください」って、あてがってくれることは絶対にないので、まず、自分の強い思いで、こういう人に手伝ってもらいたいんだっていうの、まず、明確にして、それを3分に一回言う。電車の中で独り言で言うぐらいな感じ。そこまでやると現れる。現れる。で、そういう人であれば、多少条件が合わなくても別に構わない。

これ、ネット配信されるから、炎上すると嫌なんだけど、昨今働き方改革ってあるじゃないですか。あれって、わかるんですよ。ダイバーシティとか言ってね、多様性を認めるとか、すごく良いことも書いてあるんだけれども、あれは、中小零細にとってみると、あれを遵守しようと思うと、なかなか正直、「できるか、あんなこと!」って思っちゃうようなことが書いてあるわけですよ。

簡単に言うと、時短に焦点が合っちゃっててね。勤務時間が短くなりゃそれで良いでしょみたいなね、ところがあって、あの法案の根っこには、僕が感じてんのは、「働くこと嫌いだよね?」、「働くことやだよね!」って。

「働くの辛いでしょ!」と。だから、「働く時間を短くするように仕組みをつくってあげました。どうぞ!」っていうような法案に僕は見えるんですよ。そうじゃなくって、喜んで働く人を増やすという国策を切ってかないと、この日本はたぶん衰退するんですよ。

湖森:はい。

工藤:今もうちょっと衰退しているような気するけど、ますます衰退する。働くの嫌いだよねって前提で仕組みをつくってったら、働くのが嫌いな人がのさばる社会になるでしょ。

ね? もう、働くことが嬉しいんだ。とにかく働きたいんだって。「働かせてお願い」、「働き取らないで!」っていうような人たちで満ちあふれちゃったら、その中から、ずば抜けた卓越した技術を持ってる人も出てくるし、ね?

職業意識の高い人も育ってくるし、そこのところを考えてマネジメントをしないと、私たち中小零細っていうのは、これからは生き残ってくことはたぶん難しい。

大企業であれば、働き方改革の仕組みのとおり、順守することできるだろうけれども、私たちの場合は、喜んで働く人を集めていくっていうこと。それは「喜んで働いてくれる人、手挙げて!」って言ったら、仕事探している人はみんな手挙げるよ、就職したいから。

だけど、それはけっこうウソなことが多いから、だから、自分がこういう人材が欲しいんだって言うことを言い続けて、自分の思いで引き寄せるんだってね、強いハートを持ってないと、そういう人来ないですよ。で、そういう人が来ないんであれば、要らないぐらいに決めといたら良い。

湖森:なるほど。

工藤:要らないぐらいに決めといて。

次のステージが向こうから勝手にやってくる!

釣部:どういう人がいいですか? 今公開ですから、募集できちゃいますよ、今。

湖森:そうですよね。はい。やはりですね、今回、私が倫理を学ぶにあたって、きっかけをやっぱり美容歴は18年ありまして、店長というかたちでサロンの中で店長をするのは、8年目になるんですけれども、そうなったときに、やはり独立を考え始めて、で、倫理を学ぶことになるんですけれども、そういった中で、私は学んできて、もちろん、もともとさっきまでは雇われなわけなんですけれども、最近ちょっと気付いたことが、やはり、面接をしたときにお話をしていると、やはり私が急にオーナーを引き継ぎたいっていうかたちで、引き渡したいというかたちでお話いただいたので、私の中でも混乱は生じているんですね。

やっぱり、銀座のほう、新橋一丁目なんですけれども、家賃が相当かかってくるので、そこをどうするんだっていうの、一番には頭にあるし責任もあるんですけれども、一番最初にその話を聞いて、いったん冷静になったときに思ったのが、私はお客さんはどうしてもらいたいかなっていうことだったんですね。

でも、やはりそこにいるスタッフとの面接をしたときに、いや、お金持ちで余裕のあるオーナーと仕事がしたいんでって、あなたのような、どうなるかわかんない人とは仕事ができないみたいな、そうなったときに目線が違うなって思ったんです。

同じ雇われでも、やはり私は経営者の感覚でいるので、そこはリスク追ってでも、先は見えなくてもっていう決断はできるんですけど、やはり労働脳というか考え方が、やはり安全な位置でいたいって方たちとの心の気持ち、差がすごくできたなっていうのがあったので、そういったところも私の中であらためて、この倫理を学んで2年になるんですけども、3年目になって、こんなに変わったんだなっていう。

その心の差を今後は仕方がないと思うんですね。他の方学んでない方ばかりですし。そういったところを、より私寄りにじゃないですけれども、受け止めてもらえる人を探していくにはどうしたら良いのかなっていう。

釣部:短くすると…。

湖森:あ、ごめんなさい。

釣部:経営者脳というか、患者さんを一番に考えて、お店をどうしたらいいかと。オーナーからお給料もらうという考え方じゃなくて、一緒にお店を良くしていこうよって思えるスタッフさんと一緒にやりたいという?

湖森:そうですね。私はそうですね。はい。

釣部:工藤さんね、いっぱい社員さん使ったことも。業務委託でも、いろんな方とお付き合いがありますよね。

工藤:今のお話を伺ってて思ったのが、それだとね、まだイメージとしては、各論にいきなり入り過ぎてんですよ。もっとざっくりと、男性はお客さんでいるのかわかんないけれども、例えば、女性をもっともっときれいにしたいんですっていう思いの強い人とか。

まず、こっから入ってかないと、経営云々っていうのは、実はものすごい各論の話であって、「きれいになると嬉しいよね!」ってって。「きれいになると、ちょっと外に出てみたくなるよね!」って。「きれいになると恋もしたくなっちゃうよね!」って。「そういうことを私アシストしたいの!」っていうような、思いの人って、こっちの方が先だと思うの。

だから、経営脳云々っていうのは、それは申し訳ないけど、小理屈なので、ね? それは人に求めることじゃなくて、自分がしっかりしてればいいだけのことで、どんな思いの人にやってもらいたいかだったよね? 来てくれた方に、成立しているときにこの人がきれいになろうがブサイクだろうが、時間をこなせば私いくらもらえるしって人じゃ困るでしょ?

湖森:多いですけど。

工藤:でも、それじゃ話にならないでしょ。あなたのやりたいことではないでしょ。だから、そこのところをドカンと出さなきゃ。

湖森:はい。

工藤:はい。で、そういう思いで仕事をしていて、そうすると、次のステージが勝手に来るんですよ。例えば、店長さんなさってて、店長になる前もそうだけれども、時間を消化すりゃいくらもらえるからっていって、適当にやっていたあなただったとしたら、今のステージに来てないわけでしょ。

だから、「もっときれいになってもらいたい」。「もっと生き生きして光り輝いてもらいたい」って思って成立するから、ほんとにお客さんもそうなるし、ね? そういうことを重ねていくうちに、次のステージが向こうから来るんですよ。ここがわからないと、時給で働いてもらう人が集まっちゃう。それはあまりよろしくない。

湖森:はい。

釣部:どうですか? 今の話。

湖森:そうですね。そうだった。向こうからやって来るんだった。そうですね。そうでした。

工藤:だから、独立しようって話になったこととか、独立しようと思って物件探し出してみたら、「そんなんだったら、今の店お前さんがやりゃあいいじゃねえかよ」って話になっちゃったわけでしょ?

湖森:はい。

工藤:これって間違いなく次のステージが向こうから来たでしょ。

湖森:そうです。

工藤:何で来たの。たまたまと思う? 違うよ。心のとおりに物事は変わってくんだから、あなたの心がより女性を美しくしたい。もっともっと光り輝いてくれる女性が増えたら良いなって思いが絶対にあったはずなの。だから、次のステージが来る。

湖森:思ってました。心の中で、私がここのオーナーになったら、こんなことできんのにってずっと思ってたんですよ

釣部:名前が創心美導家?

湖森:創心美導家になりました。はい。

釣部:だから、心も体もっていう。

湖森:体だけじゃなくて心の中も美しくしたいなと思って、そういう名前に私自身がしたんです。はい。

工藤:だから、そういう思いの方を集めれば良いんですよ。だから、「そういう方、そういう思いの方、ぜひ募集します」って、「この辺です」って、こうやって。よくやっているじゃない?

湖森:やっています。はい。

工藤:こちらへどうぞってね。やればいいじゃん。

湖森:そうですね。はい。

工藤:そうしたらね、さっきのね、あなたの下じゃやれない。安定的なところで私やりたいのっていう人が、あなたのところに寄りつくわけがないじゃない。選ぶ必要がないの。

湖森:なるほど。

工藤:そういう思いでいるあなたに共鳴して来る人は、全部ストライクですよ。

湖森:その女性の気持ちも考えちゃったんですよね。ここで、要するにかわいそうじゃないですけど、私が決断することによって、何とか関わっていてあげたほうがいいのかなとか思っちゃったんですよね。

工藤:余計なお世話だね。

湖森:余計なお世話ですか?

工藤:余計なお世話だね。いいの、これ。配信されんの?

釣部:はい。

湖森:そうですね。私そういうの考えちゃうんですね。

工藤:だから、「心のとおりに取り巻く環境は変わってく」って勉強しているでしょ。ね? だから、誰か自分を楽にさせてくれる、私は仕事そんなに熱心じゃないの、適当にやりたいの。だけれども、大金持ちで安定させてくれる人を求めているのっていう人は、そういう心のとおりに取り巻く環境、どんどん厳しくなってくと思うよ。そんな人使いたいっていう人いないから。だから、それはあなたのせいじゃないでしょ。自分のせいでしょ。

湖森:そうですね。そこ別ですね。

釣部:自分のレベルがシフトすると、合わない、一緒にシフトしてくれない方は、おのずと離れていく。

工藤:そう。離れていく。

釣部:これもうしょうがないということですよね。

周波数が違う人は、合わなくなっていく!

人材

工藤:結局ね、周波数みたいのがあって、周波数が違う人って合わなくなってくんですよ。チャンネルが変わってくようなもんで。だから、自分がステップアップしてって、努力精進してってステップアップしていくと、次のステージになると、ね?

ここの段階で生きていた時と、この段階ではやっぱり波長が違うわけですよ。ここで波長が合っていた人とは、もう合わなくなるのが普通なの。だから、どんどん縁っていうのは入れ替わってくの。だから、入れ替わってく縁をあの人と疎遠になっちゃったねとか気にする必要全然なくって。その人はその人の住み心地の良い波長をお持ちの方たちと、今もつるみ続けてく。

湖森:要は私の人生で、彼女の人生っていう、人生のあれですよね。そこを要するに共有していく必要はないってことですよね。

工藤:全然ない。

湖森:私、けっこうそれで失敗していて、気が付いたらものすごい、なめられてるっていうことが、ずっと続いてきたので。

工藤:人に合わせることは、コミュニケーション上では大切なんだけど、だからって自分の生き方をブラしちゃいけないよね。

湖森:そうですよね。

工藤:「何したいの?」って聞いたら、いや、やっぱり心も体もきれいになってほしいっていうところにウソはないんでしょ?

湖森:ないです。

工藤:だから、それ一本鎗でとことんやろうと思ったら、ほかのことに関わっている時間はないでしょ。

湖森:はい。そうですね。

工藤:そんな「あなたのところで一緒にやらせてください!」っていう若いもんが集まってきたらそれで良い。

湖森:なるほど。あらためて。

釣部:よく「なめられるんですよね」って言うじゃないですか。あれってこれと関係あるんですかね? 今の。

工藤:あるんじゃないかな。基本的になめられる人となめられてない人って、ちょっとイメージしてね。世間になめられてない人って結構いると思うんだけども、もう一方でよくなめられている人っていると思うんだけれども、なめられない人たちって迎合はしないよね。人と合わせてくコミュニケーション能力はあるけれども、だからといって、人に合わせすぎて自分軸をずらしたりはしないよね。

湖森:はい。

工藤:だから、「あなたそうお考えなんですね。あなたがそうお考えだということは、確かに受け止めさせていただきました」と言いながらも、俺は俺だしって思っているよね。

湖森:そこが私の学びですね。

工藤:だから、自分をぶらす必要は全然ないよね。心も体もきれいにしたいんだって思いがあるんだったら、それ以外のことは要らないでしょ。そこに一直線に突き進んでって、そこについてきた連中が本物なんで、そういう中から、あなた自身を超える、のれん分けしていける優秀な後輩とか、跡取りがいっぱい出てくるんだよ。

湖森:ほんとに、是非そうなりたいんですよね。

釣部:スクールとか、そういうのもやりたいっていうのもあるんですよね? 

湖森:はい。もうできますので。

釣部:お弟子さんもつくっていきたいっていうのも…。

湖森:確実に集客はできる技術を持っているので。はい。それを広げていきたいですね。

釣部:工藤さんも一緒に見ているから、1年ですごい変わりましたよね、彼女は。

湖森:いろいろ学びまして、でも、ほんとにすごいのが、見えない世界っていうのをいっぱい知りました、1年間。ありがとうございます。

釣部:はい。時間となりましたので、二本目これで終わりたいと思います。湖森さん、工藤さんありがとうございます。

湖森:ありがとうございました。

工藤:ありがとうございました。

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