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万人の知恵CHANNEL【第6回】なぜ結婚すべき?〜結婚して幸せになる人とは?〜

インタビュアー:万代宝書房代表 釣部 人裕氏
ゲスト:アーティスティックコミュニティ代表 工藤 直彦氏

収録:2019年7月12日

釣部:皆さん、こんばんは。

工藤:こんばんは。

釣部:万代宝書房「万人の知恵CHANNEL」の時間になりました。今日もヒマナイヌスタジオで開催しております。大勢の方に来ていただいております。ありがとうございます。【ギャラリーから拍手】

今日もメインゲストに工藤直彦さんに来ていただいております。

工藤:いつもありがとうございます。今日もよろしくお願いします。

釣部:では、ちょっと自己紹介をお願いいたします。

工藤:工藤と申しまして、音楽の仕事と、あと哲学を教えたりしております。

釣部:ありがとうございます。前回の収録で我欲、私心、「ああ、そうなんだ」と、ただ見られれば、うまくいくことが多いという話だったのですけれども、それが一番しにくいのが…、一番ではないですね、結構しにくいのが、奥さんだったり、パートナーだったりだと思うのですよ。その辺、どうしてパートナーとの間に(我欲が)出やすいかというのは、ご経験も含めて(笑)。

工藤:まあ一番近いからでしょうね。だから、「分かっているはずだ」みたいな思い込みがあるじゃないですか。実はお互い分かっていないのですけど、「分かっているはずだ」と。だから親子関係とか夫婦関係とか、近しい人の方が、何かわだかまりが起きた時に解決しにくいですよね。「ああ、そうなんだ」と言えない相手って、やっぱり家族でしょうね。

釣部:僕、昔師匠に言われたのは、(当時、ある)女性といて、お付き合いはしていないんですけど、「誰々さんと(気が)合うんですよ」と言って、だからこの人と結婚したら幸せだろうなと思って、そんな話をしたら、「駄目だよ、お前」と。「何でですか?合うじゃないですか!」と返せば、「お前ら2人は合うから、世間と2人が別な人間になるぞ」と。「お前ら2人だけの世界に入っていって、社会から見ると、「何だあいつら?」という2人になる可能性があるから」。

工藤:なるほどね、面白い。

釣部:「感性の統一というか調整が結婚なのだから、できるだけ合わないやつがいいのだ」と言われて。「ええっ?勘弁してくださいよ」と返して。結局その方とお付き合いはしなかったのですけども、何か今その話を思い出したのですけれども…。要は(2人は)違う。同じという人はいない?

工藤:いない、いない。

釣部:前提ですよね?

工藤:いないに決まっていますよ。多分夫婦というのは、語るほどのことはないですけれども、トレーニング効果の高いのがペアになっているのだと思いますよ。負荷が大きい方がトレーニング効果高いじゃないですか。

釣部さんも体育会出身でしょう?僕も体育会出身なので(笑)。負荷が少ないと、楽だけれども、鍛えられないじゃないですか。負荷が大きいと鍛えられるでしょう?そういう感じだと思えば、「あ、鍛えてくださっている」みたいな…。

もう一方で、こっちが向こうを鍛えているというのもあると思うのですけどね。

釣部:まあお互いですよね。

工藤:そう、お互い。

事実婚は、是か非か?

釣部:その中で、今、パートナーとか同棲、事実婚、結婚、それから遠距離恋愛とか、いろいろパターンがありますよね。それについて、僕の場合、事実婚で7年ぐらいいて、今年結婚して、生活も何も変わらないのですよ。ただ苗字が変わったのと、籍を入れた。あと、「妻」と言わざるを得ないというか(笑)、「奥さん」と。前はパートナーとか。同じだけど違うなと思うのですよ。事実婚と限定すると、入籍したということって、やっぱり違うのですよね。

工藤:違うと思いますよ。

釣部:倫理的(倫理法人会の純粋倫理)に言っても。

工藤:倫理的にもそうだけど、まず社会的に圧倒的に違いますよね。事実婚と、言い回しのいい言葉はどんどん増えているけれども、簡単に言うと内縁関係とか同棲状態ということですから、内縁って一般的に言ったら、あまり褒められた言い回しには聞こえないですよね。

〜 続きは、本編でお楽しみください 〜

 

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