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◆エビデンス(evidence)の有無?

◆エビデンス(evidence)の有無?

医師や歯科医師と、噛み合わせや歯と全身の関係について話していると、気になるのが、「エビデンス(evidence)の有無をどうのように考えているか?」である。
エビデンスは、「一般には、医学および保健医療の分野では、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す」といわれている。
患者の治療に際して、効果の確率(効果量effect size)を知るための手段がエビデンスであり、この効果量がどの程度の確率で正しいかを知るための手段の客観的な基準がエビデンスである。
「エビデンスがある」と言えば、一般的には「科学的根拠」という意味でつかわれているが、言葉の意味からすると、「効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果」である。
だから、臨床結果も立派なエビデンスである。
問題とするなら、「エビデンスがある」かないかではなく、「エビデンス・レベルはどのくらいですか?」ということになる。
医師でも、この区別がついていないと、ある医師は言っていた。
その先生は、臨床をビデオにとっていた。
治療効果は一目瞭然。
臨床結果は立派なエビデンスである。あとはまとめ方や発表の仕方である。
自然現象と科学的研究のどっちが優先するかといえば、自然現象である。
科学的に説明できないことがたくさんあることを人間は知っているのに、都合いい時に科学的はないと批判する。
自分の知っている科学のレベルで作用機序が証明されないからエビデンスがないなどと完全にはき違えている医師がいかに多いことか。
 科学的に説明出来ない事の中には現在の科学ではまだ解明されていないがある、科学が解明できた自然現象などたかが知れている。
 遺伝子の研究が進みヒトの遺伝子情報はすべて解明された。DNAを構成するアミノ酸は4種類という事もわかってるけど そのアミノ酸を試験管で配合しても人工的に生命を作り事はできない・・・。
命って何?
生きてるってどういうこと?
心臓が止まるとか脳波が止まることが死であるのなら、死後に髭が伸びたりするのはどう説明するの?
科学的説明ができないことをいいことに、それを悪用する場合もある。
要は、エビデンス・レベルの問題なのだ。

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